醍醐寺(だいごじ)| 世界遺産『古都京都の文化財』その3
宇治市にある平等院と宇治上神社を見た後に醍醐寺へやってきた。京都では初日の内に京都駅から離れたアクセスのしにくい、この三つの世界遺産をまわっておきたい。
醍醐寺(だいごじ)
醍醐寺は真言宗醍醐派総本山の寺院で聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まる。国宝であり重要文化財にも指定されている。
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
JR「山科駅」より京阪バス29A号経路「醍醐寺」下車すぐ、または22・22A・24・24A号経路「醍醐三宝院」下車すぐ
拝観料は『三宝院庭園・殿舎拝観』、『伽藍(金堂・五重塔 等)』、『醍醐寺霊宝館』が各600円で2カ所まわる共通券が1000円、3カ所全部まわる共通券が1500円。
別々に料金が掛かるのか!た、高い・・・
今回、まわった世界遺産の中で醍醐寺の拝観料が一番、割高に感じた。ただこの日は『醍醐寺霊宝館』が休館日だった為に2カ所で1000円の共通券を購入した。
京都、奈良の旅も三日目になると積み重なる拝観料がボディブローのように効いてくる。1カ所で500円〜1000円だとしても一日、4件、5件の世界遺産を巡ると馬鹿にならない金額になる。しかも、5日連続だとなおさらだ。結局、今回の京都奈良の旅の拝観料だけで1人、一万円は掛かったと思う。
世界遺産 京都 醍醐寺の公式サイト
https://www.daigoji.or.jp/
三宝院庭園・殿舎拝観(特別史跡・特別名勝)
1115年、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建された歴代座主が居住する坊で建造物の大半が重文に指定されている。中でも三宝院庭園は、1598年に豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭で一番の見所だった。
内部にはThe日本の庭園と言った感じの大きな池がある。縁側に腰掛けてゆっくりと豊臣秀吉が設計したと言われる庭園を眺め、当時の様子を想像する。むしむしとする暑い日ではあったのだが縁側には何処からか涼しい風が吹く、昔の日本の家屋はこういう風の通り方とかも計算して造られているのかも知れない。かなり素晴しい庭園だったのだけれども写真撮影が出来ずとても残念だった。
唐門 三宝院にある国宝
唐門は朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる門(勅使門)。
西大門(仁王門)
豊臣秀頼が1605年に再建したもので重要文化財に指定されている仁王像が安置されている。仁王像は元々は南大門に祀られていた尊像で、1134年に仏師勢増・仁増によって造立された。
西大門を抜けると気持ちの良い緑のトンネルがあった。
清瀧宮本殿 重要文化財
醍醐寺の総鎮守清瀧権現(せいりゅうごんげん)を祀る鎮守社。文明の兵火により焼失した為に現在の社殿は1517年に再建されたもの。
上の写真は清瀧宮拝殿。
金堂 醍醐寺の国宝
金堂は醍醐寺の中心のお堂で、醍醐天皇の御願により926年に創建された。安置されている薬師如来坐像が醍醐寺の本尊。二度焼失した為に現在の建物は1600年に再建されたのも。
金堂本尊薬師三尊は重要文化財に指定されている。
五重塔 醍醐寺の国宝
五重塔は951年に完成した京都府下で最も古い木造建築物。五重塔自体が国宝となっているがそれとは別に内部に描かれた壁画『五重塔初層壁画』も独立して国宝に指定されている。ちなみに日本最古の五重塔は680年頃に造られた法隆寺の五重塔。
不動堂・護摩道場
堂内には不動明王を中心に五体の明王を奉安している。
真如三昧耶堂
法華三昧堂として949年に創建されたが1470年に焼失。現在の堂は1997年に真如三昧耶堂として建立された。金色の寝仏陀(?)のくつろぎ具合が半端無い。かなりリラ〜ックス。
観音堂(旧大講堂) 西国十一番札所
観音堂を中心に広がる、林泉及び弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院等を総称して大伝法院と呼び、醍醐天皇一千年御忌を記念し、1930年に山口玄洞居士の寄進により造築。
弁天堂
お寺にある池と言う感じの池に浮かぶように佇む弁天堂。醍醐寺の中で一番、写真の撮りがいがあった。秋には紅葉がよく似合うらしい。こう言う日本式の池や庭は本当にセンスがある。
醍醐寺に着いた辺りから小雨が降ったり止んだりしていたのだが、この弁天堂の辺りで強い雨に変わってきた。この日は傘を持っていない。
傘なしでは少し厳しい雨になってきたので弁天堂のすぐ脇にあるお店『寿庵(じゅあん)』で昼食をとる。少し高いがせっかく京都に来たのだから湯葉丼とそばのセットを食べてみた、約1500円。美味しかったけれども取り立てて美味い!と言う程でも無く可もなく不可もなかったがお店の雰囲気は凄く良い。ちょっと贅沢な昼食を終え、雨脚が弱まったのを機に醍醐寺を後にする。
時間があれば二条城をまわった後に西本願寺、東寺とまわりたかったのだが時間に余裕は無い。京都で泊まっていたホテルは二条城のすぐ近くだったので二条城は翌日の早朝にまわす事にして京都駅に戻り、西本願寺へいく事にした。
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