オマーンの世界遺産、一覧 全4カ所のリスト
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世界遺産
オマーン国はアラビア半島の東端にあり西にサウジアラビア、南西にイエメンと隣接する。首都はマスカットで公用語はアラビア語、宗教はイスラム教(主にイバード派)。通貨はオマーン・リヤルで物価は比較的安いのだがほとんど安宿が無いので宿泊費がかさむ。
バハラ城塞
英名:Bahla Fort
オアシス都市を防備する為に建設されたバハラ城塞
1987年、世界文化遺産に登録 / (iv)
バハラ城塞は、アフダル山の麓にある四つの歴史的城塞の一つで、オアシス都市を防備する為に13世紀〜14世紀にかけて建設された。近隣にはイズキ(Izki)、ニズワ(Nizwa)、ルスタク(Rustaq)の城塞がある。また、この町は陶磁器でも知られている。
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群
英名:Archaeological Sites of Bat Al-Khutm and Al-Ayn
青銅器時代、マガン国の集落跡
1988年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
ソハール近郊のバット、アル-フトゥム、アル-アインに点在するマガン国の古代遺跡群で、かつてはメソポタミアとの交易で栄えた。
フランキンセンスの国土
英名:Land of Frankincense
オマーン特産の高価な香料
2000年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
フランキンセンスの国土は、アラビア半島南部に自生する樹木から高価な香料(乳香)が作られる事から古代より貴重で聖なる物とされ、乳香交易で栄えた事から「乳香の道」とも言う。クレオパトラやシバの女王も愛用したと言う。
アフラージュ、オマーンの灌漑システム
英名:Aflaj Irrigation System of Oman
オマーンの地下水路を利用する灌漑システム
2006年、世界文化遺産に登録 / (v)
アフラージュ(aflaj)とは、地下水路を利用する灌漑システム、ファラジ(falaj)の複数形でオマーン国内には3000以上のファラジが存在する。そのうちの重要な5つであるオマーン最大級のファラジ『ファラジ・アル=マルキ』、最古級のファラジ『ファラジ・ダリス』と『ファラジ・アル・カトメーン』、『ファラジ・アル=ムヤッサール』、『ファラジ・アル=ジェーラ』が世界遺産に登録されている。
アラビアオリックスの保護区 登録削除が削除された自然遺産
1994年に自然遺産として世界遺産に登録されたオマーンの中央部にある自然保護区で、野生種が絶滅したアラビアオリックスを野生に近い状態で保護・育成する保護区だったが環境の悪化した為に2007年に世界遺産リストから抹消された。
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