ブルキナファソの世界遺産、一覧 全2カ所のリスト
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世界遺産
ブルキナファソ Burkina Faso
ブルキナファソは、西アフリカにある共和制国家で首都はワガドゥグー。1960年にフランスからオートボルタ共和国として独立し、1984年にブルキナファソに改名した。公用語はフランス語で、通貨は西アフリカの旧フランス領などで使われている共通の通貨『CFAフラン』。宗教はイスラム教が約6割でキリスト教は2割ちょっと。
世界遺産は『ロロペニの遺跡群』と隣国のニジェール、ベナンの3ヵ国にまたがる世界遺産『W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体』の2件が登録されている。
ブルキナファソは日本人には馴染みの薄い国だが、西アフリカの中ではかなり治安がいい国で、比較的安全なので機会があったら行ってみたい。
ロロペニの遺跡群
英名:The Ruins of Loropéni
2009年に文化遺産に登録
出典:Rik Schuiling / TropCrop-TCS CC 表示-継承 4.0
14世紀〜17世紀頃に金の採掘や精錬で栄えたブルキナファソ南部のポニ県にある世界遺産で、高さ6mの長大な外壁と敷地内の建造物の痕跡によって構成される。近隣にも類似の遺跡がたくさんあるがこのロロペニの遺跡は、規模と保存状態の両面で傑出している。これらの石垣が作られたのは放射性炭素年代測定の結果、1100年以上前に作られたことがわかっているが何のために作られたのかは謎。
アクセスは首都ワガドゥグーから南西方向に約400㎞を車で移動するか最寄りの空港である『ガワ空港』から車で約1時間。
W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体
2017年に自然遺産に拡大登録
サバンナ草原地帯と熱帯雨林を持つ国立公園
西アフリカにあるニジェール、ブルキナファソ、ベナンの3ヵ国にまたがる世界自然遺産で、元々はニジェールにある世界遺産『W国立公園』が2017年に登録範囲が拡大され、ブルキナファソにある『アルリ国立公園』とベナンにある『ペンジャリ国立公園』が追加され『W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体』となった。
ニジェールの南西部、ベナン、ブルキナファソにまたがる広大な公園で、ニジェール川の流れが”W”のように曲がりくねっている事に因む。バオバブなど454種の植物と350種以上の鳥類、ライオン、チーター、ヒョウ、アンテロープ、ゾウ、ガゼルなどの70種の哺乳類も生息する。
たくさんの動物が見られる世界遺産なのでアフリカらしい世界遺産だ。
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