世界遺産『クインズランドの湿潤熱帯地域』をレンタカーで巡る旅

4月17日
ケアンズでレンタカーを借りて、いよいよ世界遺産『クインズランドの湿潤熱帯地域』をレンタカーで巡る旅に出発。
海外でレンタカーを借りるのは初めてなので、ちょっとドキドキしたが事前にネットで予約しておいたので、手続きはわりと簡単だった。ただ、慣れないオーストラリアンの英語が全然聞き取れなくて辛い。彼らの英語はネイティブだからボキャブラリーが多いし、早いし、単語が繋がっているし、喋り方に癖がある。
この英語の全く分からない感じが、車内で、持参した英会話のCDをひたすら流して勉強しようと言う励みになる。
俺が予約した車は日産のティーダだったが、用意されていた車はトヨタのカローラだった。まあ、細かい事は気にしないようにしよう。
オーストラリアは、日本と同じく左側通行で、道幅も広い。借りた車もカローラなので、かなり運転がしやすい。海外でレンタカーデビューするなら俺は、オーストラリアがオススメだと思う。
クインズランドの湿潤熱帯地域
英名:Wet Tropics of Queensland

グレート・バリア・リーフに沿う熱帯雨林地帯
1988年、世界自然遺産に登録 / (vii)(viii)(ix)(x)
グレート・バリア・リーフに沿うように存在する熱帯雨林地帯で、主に登録されている地域は『ディンツリー国立公園』、『ブラック・マウンテン国立公園』、『バロン渓谷国立公園』、『ウールーヌーラン国立公園』、『セダー・ベイ国立公園』、『カーテン・フィグ国立公園』、『クレーター・レイク国立公園』、『タリー渓谷国立公園』、『ギリンガン国立公園』、『パルマ・レンジ国立公園』などなど。
この世界遺産は多過ぎるので全部まわるのは早々に諦めた。とりあえず道を走っていれば世界遺産への標識が出てくるので、適当にまわる事にした。
今回、俺たちが行った世界遺産は下記の場所。
ケアンズから観光しやすい世界遺産、キュランダ
ケアンズからは列車が出ており観光地として有名な世界遺産キュランダ。17日はこのキュランダにある『Kuranda Rainforest Accommodation Park』と言うキャンプ場に泊まる事にした。
このキャンプ場は一泊30ドル、Wi-Fi無し。キャンプ場なのにそんなに高いの!?とか思うけれどもこの後、泊まったキャンプ場も大体、30ドル前後だった。ただ、オーストラリアのキャンプ場は、そこら辺のゲストハウスなんかよりもシャワーやトイレが綺麗で快適。

このキャンプ場の敷地内は、ジャングルのようで、見た事もない鳥達が、聞いた事も無いような鳴き方をしていた。また、野生のワラビーも棲息しており、そこら辺でみる事が出来る。

Barron Falls
翌日に行った滝で、まわりのジャングルも見応えがある。また、この滝は鉄道でキュランダを目指す際に一番の見所となっている。

ジャングルも凄くよかった。

オーストラリアは本当に自然がいっぱい。まだ、オーストラリアにいるのに、既にまた来たいと思いはじめている。

Wrights
Barron Fallsのすぐ近くの見所。
これらを見学した後、キュランダ駅付近でお土産物屋さんを見学して、ミッションビーチを目指す。
ミッションビーチ
ここは世界遺産でも何でも無いのだが、せっかくだからビーチの近くでキャンプしようと思い、寄った寝床で、18日は、ここに泊まる事にした。

キャンプ場は『ダンク・アイランド・ビュー・キャラバン・パーク』、一泊32ドルもしたがとても奇麗なキャンプ場で、芝生の上にテントをはる事が出来き、電源も用意されていた。とても快適なキャンプ場であったがWi-Fiは遅くてよく途切れた。

キャンプ場からビーチへは、徒歩すぐ。
ビーチの近くに泊まりたいと思ったらビーチに行けばいいだけなので、自由きままなレンタカーでのキャンプ生活はとても贅沢な時間を過ごす事が出来る。
Murray Falls
19日、ミッションビーチを後にしてブルースハイウェイ(A1)を南下していると『Murray Falls』と言う世界遺産マークのついた看板が目に留まったので行ってみる事にした。

途中で気になった場所に寄って写真を撮ったり出来るのもレンタカーのいいところ。お金は掛かるが、それに見合うだけの自由度が手に入る。

ブルースハイウェイ(A1)を横道にそれてから大体30分〜40分くらいでMurray Fallsに到着。
キャンプ場もあって、なかなか良い場所だった。

このステキな川で、泳ぐ事も出来る。
オーストラリアは最高にCOOLだぜ!
Edmund Kennedy 国立公園
Murray Fallsを見た後にまたブルースハイウェイに戻ってしばらく進むと、今度は世界遺産に登録されている『Edmund Kennedy 国立公園』の看板が見えた。よる予定は全く無かったのだけれどもせっかくなので入ってみる事に。この辺り一帯は広大な世界遺産『クインズランドの湿潤熱帯地域』の敷地内なので、どこもかしこも世界遺産。とてもじゃないが全部は見られないので、もう適当に見てまわるしかねー!

しばらく進むと寂れた砂浜に到着。なんだかリトアニアで見た世界遺産『クルシュー砂州』を思い出す雰囲気。

おなかが空いたので誰もいない、完全に貸し切り状態のビーチでお昼にする事に。
ケアンズにあったアウトドアショップ『カトゥマンズ』で買ったバーナーで、お湯を沸かしてインスタントラーメンを作る。食事はインスタントラーメンなのだけれども、なんだか時間と空間をすげー贅沢に使ったゴージャスなお昼となった。やっぱりレンタカーの旅は面白い。
Townsville
Edmund Kennedy 国立公園の後は、また、ブルースハイウェイ(A1)をひたすら南下してTownsvilleまでやってきた。今日の寝どころは『Rowes Bay Beachfront Holiday Park』と言うキャンプ場で一泊29ドル。相変わらずオーストラリアのキャンプ場は高い・・・
ただ、このキャンプ場のWi-Fiはめちゃくちゃ快適で、今までのオーストラリアのWi-Fiの中でダントツで一番すてき!久し振りにブログの更新も出来る。

また、道路一本はさんでビーチなのでロケーションもグッド!

サンセットが海側じゃないのが少し残念だけど、この南国丸出しのサンセットは最高だったな。レンタカーの旅は初めてだけれども、やっぱり最高に楽しい。
クイーンズランド州の気候はTシャツ、短パン、ビーサンだけどもそこまで暑く無いと言うベストな気候。テントの中も明け方だけちょっと寒いけど常温で丁度いいくらいの気候なので今はキャンプするのに最高の時期。このまま、南下するとどんどん寒くなるので、すこし心配だけど。
俺たちの通ったルートは冒険マップにも記してある。
俺たちがドライブ中にひたすら聞いている英会話のCDはこの本に付属されていたもの。
オーストラリアにいる間にもうちょっと英語を話せるようになりたいぜ。
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