ピサの斜塔で有名な世界遺産『ピサのドゥオモ広場』

12月7日
フィレンツェからローカル電車に乗って約一時間、ピサの斜塔で有名な世界遺産『ピサのドゥオモ広場』へとやってきた。電車代は片道ひとり8.1ユーロ。
ピサのドゥオモ広場
Piazza del Duomo, Pisa
1987年、世界文化遺産に登録

ピサのはずれにあるドゥオモ広場に建つ、洗礼堂、大聖堂、鐘楼、墓所回廊の4つがあり、特に鐘楼はピサの斜塔として有名。ピサの斜塔は1173年〜1372年に掛けて建造されてた。8階建てで、階段は296段、高さ55m。地盤が軟弱だった為に建設途中から傾き始めたそうだ。世界遺産に登録されているのはドゥオモ広場全体で『奇跡の広場』とも呼ばれている。
建物への入場料はひとり18ユーロ。
ちょっと高すぎるので俺たちは入場出来なかった。この世界遺産は建物の中に入らなくてもかなり楽しめる世界遺産なので外観だけでかなり満足出来た。(外観だけなら無料)
ピサの斜塔(鐘楼)
ピサの斜塔とはドゥオモ広場にある鐘楼の事で、円筒形の8階建てで高さは55m。1173年に着工したが塔の傾きにより何度も工事が中断され1372年になんとか完成。地盤が悪かった為に100mを予定していたこの塔は約半分の高さで完成となった。

塔の傾きの角度は約4度だそうだ。

見る場所によってはわかりずらいけれどもこんなに傾いている。
おー傾いちょる、傾いちょる。

実際に見るとこの塔はかなり素晴らしい造りでとても美しい。はっきり言ってこの塔が凄いのは傾いているから凄いのではなく、凄い塔が傾いているから凄いのだ。
でも、傾いていなかったらこんなに有名にはならなかっただろう、きっと。
大聖堂(ドゥオモ)
つづいて大聖堂。1063年、パレルモ沖でサラセン艦隊を破った記念として建築されたと言われている。

ピサの斜塔があまりにも有名だが実際にこの大聖堂を見ると結構すごい。

彫刻がいちいち凄い。

ドゥオモ広場はピサの斜塔だけじゃないんだぜと訴えかけてくるようだった。

この立体的なレリーフはマジですごかった。立体具合がはんぱじゃない、実際に彫刻が飛び出る絵本のように飛び出ていたしね。
墓所回廊(カンポサント)
アーチの連続する回廊付の美しい中庭を持つ墓所。

洗礼堂
1152年に着工して完成までに200年も掛かったそうだ。ヨーロッパの建築物は時間的スケールがデカすぎてビビる。

かなり立派な建物だった。

はっきり言って『ピサのドゥオモ広場』は奇跡の広場と言われるだけあってピサの斜塔だけじゃないんだぜ感をたっぷり味わう事が出来る。

最後に記念撮影をパシャリとして世界遺産『ピサのドゥオモ広場』のハント完了!
俺たちは全くと言っていいほど記念撮影をしていなかったのでおどろく程、自分たちの写真が少ない。毎日のように写真を撮っているにもかかわらず俺たちの写真なんて1パーセント未満しかない。何処の観光地に行っても中国人や韓国人達は記念撮影に余念がない、俺たちも彼らを見習ってなるべく記念撮影をする事にした。
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