プエブラ歴史地区 | メキシコの世界遺産

12月8日〜9日
俺たちは、メキシコシティから日帰りで行く事も出来る世界遺産『プエブラ歴史地区』に行くことにした。
出発の前日にグアテマラのペンション田代で一緒だった黒魔術師見習いのアカホリ君と言うぶっ飛んだ奴とメキシコシティーで再会出来た。長く旅をしていると色々と面白いやつに出会うけれども、その中でも彼は特にぶっ飛んでいて黒魔術を勉強している。ヤバいよね!
俺『黒魔術ってさ、極めるとどうなるの?』
アカホリ『えーっと、最高で人を殺せます。』
マジで!?超ヤバいじゃん!
その他にも、彼には面白いネタが沢山あるので名残惜しかったけれども予定通りにプエブラへ行くことにした。
メキシコシティからプエブラへの行き方

プエブラへは、色々な行き方があるみたいだけれども、俺たちは、メキシコシティのメトロ駅1号線San Lázaro駅から徒歩すぐの東バスターミナル、通称TAPO(タポ)からADOのバスに乗って行った。
料金はひとり190ペソ(約1000円)と結構お高めで、所要時間は2時間ちょっと。その代わりバスはすこぶる快適だった。
この日は、サンフェルナンド館でお世話になったタナベさんに美味しくて安い日本食に連れてていって欲しいとお願いしていたので、アカホリ君と4人でCOMEと言うお店に連れて行ってもらった。プエブラは近いっしょ!などと、なめていたから出発が遅れてしまい結局、15:40分のバスで行くことになってしまった。

でも、アジ丼は激ウマだった。お味噌汁と麦茶が付いて確か90ペソくらいだから激安!
これで、メキシコシティーに思い残す事は無い。
詳しくは世界遺産ハンター冒険MAPを参照
そんな事をしていたのでプエブラに着いたのは18:00。辺りも暗くなってきはじめたし、プエブラは思ったよりも広い町だったので、バスターミナルにあるタクシー乗り場からタクシーで宿に向かう事にした。料金は70ペソ。
俺たちが泊まった宿は旧市街からちょっと外れた場所にあり、タクシーの運転手がこの辺はあまり治安が良くないから夜は出歩かない方が良いと教えてくれた。確かに、安全な雰囲気ではなかったので出歩かない事にした。
プエブラで泊まった宿 Pensión Aguayo
Pensión Aguayo
一泊、415ペソでWi-Fi、ホットシャワーと問題なく使えたけれども立地はイマイチ。昼間は平気そうだが夜は危険。ただ、スタッフの人はとても感じが良い。チョルーラに行く際も、バスターミナルに行く際も、ウーバーを呼んでくれた。タクシー前提で行動する分には問題ない。また、昼間なら旧市街まで歩いて行ける。
プエブラ歴史地区

Historic Centre of Puebla
1987年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)
16世紀にスペイン人がメキシコに入植していち早く築いた街で陶器(タラベラ)の町としても有名。正式名称は、プエブラ・デ・サラゴサ(Puebla de Zaragoza)。
中世のヨーロッパ的な街並みが残っているプエブラは、他のメキシコの都市とは違い、何も無い場所にゼロから建てた街でなので、道路は碁盤の目のように計画的に通っている。

メキシコシティーからバスで2時間ちょっとなので日帰りで行く事も出来るが、俺たちはプエブラから次なる世界遺産があるオアハカに進みたかったし、せっかくプエブラまで行くのであれば、メキシコで1番大きいと言われるチョルーラの巨大ピラミッドにも行きたかった。でも、話が長くなるのでチョルーラの巨大ピラミッドの記事はまた、後日。

プエブラはよく言えば、美しいヨーロッパの綺麗な街並だったが、正直、そう言う街並に沢山見ているので、もうお腹いっぱい。旧市街は治安も良くて安全な雰囲気が漂っているけれども、旧市街以外の治安面はまったく信用出来ない。チョルーラからミニバンで帰って来る時に通った道など、真っ昼間っから、いかにもギャングと言う出立ちの男がウロウロしていて、とてもじゃないが生身で歩けそうも無かった。観光客があんな所をウロウロ歩いていたら一発でカツアゲされちまう。
メキシコに来る前は、メキシコは治安的に怖いと思っていたけれども、実際にメキシコに来てからはそこまで治安が悪いとは思わなかった。だけど、ミニバンから見た風景は、俺がメキシコに来る前に想像していたギャングスターパラダイスそのものだった。

Templo de San Francisco
旧市街だけ歩く分には良いが、俺はプエブラはちょっと治安が悪いと思った。だからあんまり好きじゃない。もし、プエブラに行くならちょっと高くても旧市街に泊まる事をおすすめしたい。

Iglesia de Santo Domingo

La Compañia Templo del Espíritu Santo

La Compañia Templo del Espíritu Santo

Templo de San Cristóbal

Catedral de Puebla
プエブラは良くも悪くも、美しいヨーロッパの街並と言った感じ。
個人的にはチョルーラの方が好き。
関連記事
-
-
ブルノのツゲンドハット邸(トゥーゲントハット邸) | チェコの世界遺産
ブルノのツゲンドハット邸(トゥーゲントハット邸)への行き方 11月12日 ブルノ
-
-
南アフリカの世界遺産、一覧 全8カ所のリスト
南アフリカ共和国は、アフリカ大陸最南端にあり、1994年までアパルトヘイトがおこなわれていた
-
-
オーストラリアの世界遺産、一覧 全19カ所のリスト
オーストラリアの世界遺産は本当に凄い!そのほとんどが自然遺産か複合遺産で俺好みの世界遺産が沢
-
-
クラクフ歴史地区 | ポーランドの世界遺産
クラクフ歴史地区 Historic Centre of Kraków 1978年、世界文
-
-
ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群 | ポーランドの世界遺産
11月23日 チェコの世界遺産を制覇した俺たちは一旦、ポーランドのヴロツワフに戻り、世
-
-
ミクロネシア連邦の世界遺産『ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場』
ミクロネシア連邦の世界遺産 ミクロネシア連邦にある世界遺産は2016年に登録された『ナ
-
-
世界遺産の町、マハーバリプラムの海岸寺院
南インドで最初の石造寺院と言われる海岸寺院 8世紀になるとインドの建築様式が石窟寺院か
-
-
ウルグアイの世界遺産 | コロニア・デル・サクラメントの歴史的街並み
ウルグアイ東方共和国の首都はモンテビデオで、公用語はスペイン語。通貨はウルグアイ・ペソで物価
-
-
トゥルム遺跡 | カリブ海に面したマヤ終焉の地
トゥルム遺跡 トゥルム遺跡は、1200年頃から1542年まで栄えたマヤ文明、最後の都市
-
-
ブルキナファソの世界遺産、一覧 全2カ所のリスト
ブルキナファソ Burkina Faso ブルキナファソは、西アフリカにある共和制国家
- PREV
- 光線銃を持つトゥーラの巨大戦士像 | 超古代文明の謎
- NEXT
- チョルーラの巨大ピラミッド
トラックバック用URL