キューバの世界遺産一覧 全9カ所のリスト

公開日: キューバ 世界遺産

キューバの世界遺産一覧

キューバ共和国は、カリブ海の大アンティル諸島に位置するラテンアメリカの共和制国家で、アメリカ大陸で初めて成立した社会主義政権の国。通貨はキューバ・ペソで物価は安く、治安も比較的良い。キューバでは古いアメ車が現役で走っているそうなので凄く楽しみだ。

キューバと言えば真っ先に思い浮かべるのは革命家チェ・ゲバラ。キューバに行く前にはこの映画を見てから行きたいと思う。

世界文化遺産

ハバナ旧市街とその要塞群

ハバナの旧市街と四つの要塞
1982年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)

ハバナ旧市街とその要塞群 | キューバの世界遺産

ハバナ旧市街とその要塞群 | キューバの世界遺産

キューバの首都・ハバナの旧市街とフエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞の四つの要塞がユネスコの世界遺産として登録されている。この歴史地区には、ハバナ大聖堂やハバナ大劇場、カピトリオ、革命博物館などもある。フエルサ要塞はハバナ最古の要塞で、モロ要塞はカリブ海最強の砦と言われた。これらの要塞はフランスの海賊ジャック・ド・ソーレスに焼き討ちされた事をきっかけに16世紀後半から要塞化されるようになった。

トリニダードとロス・インヘニオス渓谷

サトウキビによって繁栄した町
1988年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)

トリニダードとロス・インヘニオス渓谷 | キューバの世界遺産

トリニダードとロス・インヘニオス渓谷 | キューバの世界遺産

ロス・インヘニオス渓谷はサン・ルイス(San Luis)、サンタ・ロサ(Santa Rosa)、メイエル(Meyer)の3つの渓谷の総称で、ロス・インヘニオスは「機械類」の意味。18世紀末〜19世紀末まで砂糖生産の中心地で「砂糖の谷」と言う異名もある。

トリニダード(トリニダ)は、サンクティ・スピリトゥス州の町で500年の歴史を持つ。植民地時代のコロニアル様式の建造物群が多く残りキューバ屈指の観光名所となっている。見所は『大広場(Plaza Mayor)』、『市立歴史博物館』、『考古学博物館』、『ロマン主義博物館』、『サンティシマ・トリニダ大聖堂』、『国立革命博物館』など。

サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城

海賊への防衛施設として建設された城塞
1997年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)

サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城は、1637年にジョヴァン・バッティスタ・アントネッリによって設計されたサンティアーゴ・デ・クーバの沿岸部にある城塞で、海賊への防衛施設として建設された。サンティアゴ・デ・クーバは、1515年〜1607年まではキューバの首都だった。

ビニャーレス渓谷

カルスト地形の窪地で、人気のある観光地
1999年、世界文化遺産に登録 / (iv)

ビニャーレス渓谷 | キューバの世界遺産

ビニャーレス渓谷 | キューバの世界遺産

ビニャーレス渓谷は、ピナール・デル・リオ州ビニャーレス市にあるカルスト地形の窪地で、渓谷周辺の斜面には沢山の洞穴がある。この地では、伝統的な農法でタバコなどが栽培されており、ハイキングやロッククライミングなどで人気のある観光地となっている。

キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観

コーヒー・プランテーションの遺跡
2000年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
サンティアーゴ・デ・クーバ州とグアンタナモ州にまたがる171のコーヒー・プランテーションの遺跡で、登録対象は『ラ・グラン・ピエドラ』、『エル・コブレ』、『ドス・パルマス・コントラマエストレ』、『ヤテラス』、『エル・サルバドル』、『ニセト・ペレス』、『グアンタナモ』。現在は、ハイチ伝来の手法による当時のコーヒー農園が残っており、植民地時代のコーヒー栽培の模様を知ることができる。

シエンフェゴスの歴史地区

新古典主義様式の街並
2005年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)

シエンフエゴスの歴史地区 | キューバの世界遺産

シエンフエゴスの歴史地区 | キューバの世界遺産

シエンフェゴスは、18世紀半ば頃に造られたシエンフェゴス州の州都で、。サトウキビ、タバコ、コーヒー、皮革などの交易で発展した。都市的歴史地区には、政府宮殿(市庁舎)、サン・ロレンソ学校、フェラール宮殿などの多くの建造物が残っている。

カマグェイの歴史地区

スペイン植民地時代の歴史的な町並み
2008年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)
1530年代にスペイン人に建設されカマグェイ州の州都で、スペイン植民地時代の歴史的な町並みが残っている。また、19世紀まではスペイン領西インド諸島の経済的な中心地だった。

世界自然遺産

グランマ号上陸記念国立公園

世界最大級の石灰岩の段丘
1999年、世界自然遺産に登録 / (vii)(viii)
グランマ号上陸記念国立公園は、グランマ州にある国立公園で世界最大級の石灰岩の段丘があり、ユネスコの世界遺産に登録されている。また、1956年にフィデル・カストロ達がグランマ号でキューバ上陸をした場所でもある。

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

世界最小の鳥、マメハチドリが住む国立公園
2001年、世界自然遺産に登録 / (ix)(x)

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園は、グアンタナモ州とオルギン州にまたがる総面積714.4平方kmの国立公園で、1800年にドイツの科学者アレクサンダー・フォン・フンボルトが訪問したことに由来する。また、ここに住む固有種の「マメハチドリ」は全長6cm、体重わずか2gの世界最小の鳥として有名。

あのチェ・ゲバラが若かりし頃、南米を旅してまわったロードムービー

キューバの革命家チェ・ゲバラ。彼がブエノスアイレスでの医学生時代に友人と1台のバイクで南米を縦断した日々のロードムービー。

公開日: : 最終更新日:2017/03/28 キューバ 世界遺産

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