セルビアの世界遺産、一覧 全4カ所のリスト
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世界遺産
セルビア共和国は、旧ユーゴスラビアの中央にあり、政治的に中心となる国だった。世界遺産は全部で4件。東欧は治安面が気になるが地味に情報収集を続けながら行けそうなら行くと言うスタンスで世界遺産をまわりたい。また、治安面で少しでも不安があるようであれば金銭面でケチる事無く、お金で可能な限り安全を買いたいと思う。
※旧ユーゴスラビア(スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、コソボ)
スタリ・ラスとソポチャニ
13世紀頃に放棄された都市遺跡
1979年、世界文化遺産に登録 / (i)(iii)
ノヴィ・パザル近郊にあるスタリ・ラスとソポチャニは1979年にユーゴスラビアの世界遺産として登録されたもので、現在はセルビアの世界遺産となっている。登録対象は王都ラスの遺跡『スタリ・ラス』、セルビア最古の聖堂『聖ペトル聖堂』や『ネクロポリス』、セルビアで最も美しいと言われるフレスコ画(上の写真)のある『ソポチャニ修道院』、『ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院』、『グラディナの城壁』など。
ストゥデニツァ修道院
セルビア正教会の中で最大級の修道院
1986年、世界文化遺産に登録 / (i)(ii)(iv)(vi)
ストゥデニツァ川流域の山中にあるストゥデニツァ修道院は、セルビア正教会の中で最大級の修道院で、中世セルビア王国の建国者ステファン・ネマニャが1190年に設立した。また、セルビア正教の初代司教であるシュテファン・ネマニャの遺体が葬られている。内部には13~14世紀に描かれたビザンティン美術の美しいフレスコ画群があり、中でも上の写真にある「磔刑図」はビザンチン美術の傑作と言われている。
コソヴォの中世建造物群
セルビア正教会の4つの教会堂や修道院
2004、2006年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)(iv) / 危機遺産
『コソヴォの中世建造物群』はコソボにあるセルビア正教会の4つの教会堂や修道院で、パレオロゴス朝ルネサンス様式の美しい建造物と中世のフレスコ画が残っている。この世界遺産は元々2004年に『デチャニ修道院』として世界遺産に登録されていたが、2006年に『ペーチ総主教修道院』、『リェヴィシャの生神女教会』、『グラチャニツァ修道院』が追加されて『コソヴォの中世建造物群』となった。
ガムジグラード-ロムリアーナ、ガレリウスの宮殿
古代ローマ時代の皇帝ガレリウスが埋葬された宮殿
2007年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
ガムジグラードは、ザイェチャール市郊外にある村の名前で、古代ローマ時代の皇帝ガレリウスが埋葬された宮殿ロムリアーナの遺跡があり、バシリカ跡、寺院跡、共同浴場跡などが残っている。ガレリウスは、305年から311年まで在位したローマ皇帝で、キリスト教徒を迫害した事で有名。
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