古都メクネス(Historic City of Meknes) | モロッコの世界遺産

公開日: モロッコ 世界遺産

古都メクネス(Historic City of Meknes) | モロッコの世界遺産

2015年12月25日〜28日

美しい青い町シャウエンをあとにした俺たちが向かったのは次ぎなる世界遺産『古都メクネス』。シャウエンのバス停からCTMのバスに乗って約4時間かけてフェズに戻り、そこでバスを乗り換えてメクネスへ

料金はシャウエンからフェズまでは75dh、荷物代5dh、フェズからメクネスまでが25dh、荷物代5dh、全部でひとり110dh(約1350円)

この地にはなんと2つもの世界遺産があり、一気に『古都メクネス』と『ヴォルビリスの古代遺跡』をハントする事が出来るのだ!

古都メクネス(Historic City of Meknes)

1996年に世界文化遺産に登録 / (iv)

古都メクネス(Historic City of Meknes)

17世紀の面影を残すマグレブの都市建築様式が特徴の古都メクネスは、9世紀に軍事拠点として建設され、1675年〜1728年までアラウィー朝の首都だった。ヨーロッパとイスラムの様式を融合させたスペイン・ムーアスタイルの建築物群、マグレブの都市建築様式は17世紀の面影を残している。

マンスール門の向かいにある広場

マンスール門の向かいにある広場。
大体、この辺りが古都メクネスの中心地となっている。

マンスール門

マンスール門

モロッコの日中は日差しがキツいが季節が冬な為にそこまで暑くない。夜はむしろ少し寒いくらいだった。

マンスール門の内部

マンスール門の内部

マンスール門の内部

アラビア文化の特色であるモザイクタイルを楽しむ事が出来る。

マンスール門の内部

どれも素晴らしいデザインなのだが流石に四カ所目のメディナともなると飽きてくる。

マンスール門の内部

それでもメクネスはわかりやすい見所が多かった。

メクネス

夕暮れの古都はとても雰囲気があって良かった。
治安も悪そうではないので、多少暗くなってもあまり遅い時間でなければ出歩く事が出来る。

古都メクネス(Historic City of Meknes)

鳥さんがやけに絵になる。

古都メクネス(Historic City of Meknes)

メディナの中は人が多くて辛いけど町外れは人があまりいないのでゆっくり楽しめる。昼間は日差しがキツいけど。

古都メクネス(Historic City of Meknes)

旧市街(メディナ)には色々な門があり、各門ごとに名前がつけられている。

どれもこれも素晴らしい建造物なのだけれどもメディナはすごい人でごった返しており歩き回るだけで疲れてしまう。こう言うのもアラビア文化なのだろうけど道は迷路だしカオス過ぎて疲れちゃう。

そう言えばインドも似たような雰囲気だったな。あの国も一時期は完全にイスラム圏だったので似ているのかもしれない。

古都メクネスは結構、歩き回ったのだけれどもあんまり写真を撮らなかったな
この頃には俺たちの観光疲れもピークに達しており、ゴミゴミした街中に興味を持つ事が出来なくなっていた。

フレッシュなサトウキビジュース

もはやメクネスでの一番の思い出は、フレッシュなサトウキビジュースが美味かったなと言う事だけだぜ・・・
あと、生絞りのみかんジュースも美味しかった。

この後のモロッコの旅のルートで色々と悩んでいた俺たちだったのだが既に旧市街観光に飽き飽きしていたので、ラバト経由でまた旧市街をまわるのは無理と判断して、一気に冒険の地となるサハラ砂漠を目指すことを決めたのだった。

次回は、メクネスから日帰りで行ける世界遺産『ヴォルビリスの古代遺跡』。ここは旧市街よりは全然面白かった。

モロッコの世界遺産、一覧

メクネスで泊まった安宿(リヤド)

リヤド バブ バーデーン(Ryad Bab Berdaine)

バブマンスール門から徒歩15分に位置するB&Bタイプの安宿で、無料Wi-Fiあり。料金は一泊16ユーロで朝食付きだった。三泊したけれども快適な宿だったのでオススメ。

公開日: : 最終更新日:2017/12/30 モロッコ 世界遺産

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