マレーシアの物価と治安 | 6泊7日の滞在費は約3万円

2016年6月13日〜19日
1マレーシアリンギット = 26円で計算
物価の高い、シンガポールを早々に切り上げやってきたのはマレーシア。さすがに東南アジアに入ると物価はぐっと安くなる、シンガポールだけは高いけど。
一般的にマレーシアの物価は日本の1/3くらいと言われているけれども今のレートだと1/4くらいかもしれない。ただし、イスラム教を国教としているため、お酒は日本と変わらないくらいか若干高い。それでも他のイスラム系の国などに比べると中華系も多い多民族国家なので普通にお酒を飲むことはできる。
消費税は6%だが旅人が立ち寄るような食堂などでは掛からないことの方が多い。
マレーシアの物価
マレーシアの物価は安い。はっきり言って一気にシンガポールの半額くらいにはなるだろう。フィンランドの物価が高過ぎてエストニアに行ったら一気に物価が半額になった時を思い出す。物価の高い、オセアニアからシンガポールを抜けてマレーシアに入った時の安心感は半端じゃない。マレーシアの良い所は、飯も安くてうまいと言う事。

中華系マレーシア人のヤッサンとチョムさん
偶然の出会いから仲良くなってごちそうまでしてもらったマレーシアの友達。
世界中の色々な地域に行ったが東南アジアほど物価が安くて飯もうまくて治安もそこそこ良くて、気候もよく、落ち着く場所は無い。慣れしたしんだ東南アジアは、旅している感は乏しいけれど、むしろ住んでみたいなとすら思える第二の故郷。
マレーシア縦断の旅、6泊7日の総費用は、約3万円
1日平均5000円
飛行機に乗っていないから割安だけれども、それを差し引いても、二人で移動して観光して飯食って、宿泊して、節約もせずにこの費用だからやっぱりアジアの物価は素晴らしい。
– – 宿代 – –
マラッカは一泊1000円くらい
イポーでは一泊約1600円
ジョージタウンも一泊1600円くらい(ドミだと500円くらい)
各二泊したので合計で大体8400円
6泊の宿泊料金でこんなもんだからマレーシアの物価は安いよね。
ドミトリーだともっと安いけれども俺たちは二人なので基本的に一部屋借りていた。
また、ブッキングドットコムで探した宿なので特別安くは無いと思うけれどもどれも値段相応に快適な宿だった。
俺たちは旅人仕様の安宿に泊まっていたけれども普通のツーリストが泊まるようなホテルも安いところだと一泊3000円くらいからちゃんとしたホテルに泊まる事ができる。もちろん、良いホテルに泊まろうと思えば世界中何処に行っても同じようなものだけれども3000円〜6000円も出せば普通の日本人の感覚で泊まってもそこそこ良いじゃんと思えるようなホテルに泊まる事が出来る。
– – 移動費 – –
マラッカ → イポー バスでひとり32リンギ、約5時間
(イポー長距離バスターミナルから安宿まではタクシーで25リンギット)
イポー → ジョージタウン(ペナン島) バスでひとり25リンギット、約2時間30分。
(イポーの安宿から長距離バスターミナルまではタクシーで25リンギット)
ジョージタウン → ハジャイ(タイ) 個人タクシー乗り合いでひとり55リンギ。乗り合いのバンだと35リンギだが満席だった。
こまかな移動費は計算に入れていないけれども、大きな移動費は大体こんなもの
合計274リンギット = 約7100円
マレーシアのタクシーはメーター制もあるがほとんど交渉な感じがした。よほど慣れていれば別だけれども、知らない土地を走る場合はメーター制の方が基本的には安い事が多い。ただし、長距離の場合は、交渉の方が安く済むかも。またクアラルンプールなどはタクシーは色によって値段が違うので気をつけたい。
– – 飯代 – –

細かい事は覚えていないけれども、心配するな、安くて美味い。特に中華が最高。
RM5〜RM10(120円〜250円)くらいあればローカルフードが食べられる。チャーハン、ラーメン、ぶっかけ飯などなど値段の割に安定感のある美味しさなので旅人には心休まる国だ。
(チップはローカルフードでは基本的に必要ない。あげる場合はお釣りをさらっと「Keep the change」と言って渡すのがスマート)
結構良いレストランで食べる場合はRM100~RM200くらいは掛かるので結局、どこの国でもそんなに変わらない。
以上
マレーシアの物価は安く、現地で作られる野菜やフルーツ、香辛料などはかなり安い。日本のデパートなども進出しており、日本の食品も買うことが出来るがそれらは日本よりも高い。(AEONやジャスコなどの日系のスーパーもあるが高い。)
現地のスーパーで現地の食品を買う分にはかなり物価が安いと言える。
また、場所によっても物価は変わり、ランカウイ島などのリゾート地は首都クアラルンプールより高いと言われている。特に外国人が多い地域は外国人価格になっている可能性が高い。しかし、現地人も住んでいるので現地人用のレストランなどに入れば物価はそこまで高くはない。基本的にどこの国でもそうだが、都会の方が物価が高く、田舎の方が物価が安い。
ここ、数年で感じるマレーシアの物価と言うか相場は、大分乱高下しており、2016年の6月に俺たちが行った時は1マレーシアリンギット = 26円だった。2015年ごろは1マレーシアリンギット = 35円位だったから相当下がっている。昔はタイバーツよりマレーシアリンギットの方が高かったのにこの頃には完全に逆転していた。こう言う事情もあって、いつもよりも安く感じたのかもしれない。
ちなみに2017年の11月現在も1マレーシアリンギット = 27円程度なのでマレーシアに旅行に行くには丁度いいレートかも知れない。特にマレーシアには英語の語学学校などもあり、長期滞在する日本人も多い。為替相場が丁度いい今だからこそ、留学してみるってものありかもね。
ちなみに比較的安く英語留学できる国で有名なのはフィリピン、マレーシア、フィジー
俺たちはフィリピンに留学した。
マレーシアの治安
マレーシアも治安は良い方だと思うのだけれども、最近は治安が悪くなっているとの噂も聞く。スリや置き引き、詐欺といった類いの犯罪はまだ良いけれども、武装強盗とかそう言う類いの犯罪が起きるのはやはり怖い。はっきり言って運悪く出会ってしまったら防ぎ用が無いし、金だけで済めば良いけれども、最悪の場合、それだけでは済まない。
参考サイト
なぜか治安のいいイメージのマレーシア。でも在住者は絶対にそんな事思いません!
このサイトの情報によると『基本的に治安は悪化の傾向』
“クアラルンプールやジョホールバルあたりでも強盗が発生している”
俺たちは特に危ない目に遭う事も無く、無事に過ごせたし、旅をしてる分には治安の悪さを感じなかった。でも、色々な国に行って警戒心が麻痺していると言う事もあり得るだろうし、何処の国に行っても決して安全じゃない。気をつけるに越した事は無いと肝に銘じておく必要がある。
だけど、俺たちの感覚からすると、マレーシアは旅するのにそこまで治安を心配する必要は無いと思う。もちろん、夜中に出歩かないなど常に、油断しないで行動する事は大切だけれども。何処の国でも。
ちなみにマレーシアには3回ほど行った事があり、本土やボルネオ島も行ったが危険な目にあったことは幸い、一度もない。
マレーシアでの観光


マラッカ海峡の歴史的都市群、マラッカとジョージタウン | ジョージタウン編

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