エチオピアの世界遺産一覧 全9カ所のリスト
![エチオピアの世界遺産一覧](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/mursi05.jpg)
エチオピア連邦民主共和国は、モロッコと並びアフリカ大陸でもっとも世界遺産の多い国で、アフリカ最古の独立国として知られる。治安もアフリカ大陸の中では比較的良いと言われている。通貨はブルで物価も安い。アフリカ大陸はあまりまわる予定は無いがエチオピアには行ってみようかと考えている。
ラリベラの岩窟教会群
一枚岩を掘り下げて築かれた教会堂群
1978年、世界文化遺産に登録 / (i)(ii)(iii)
ラリベラの岩窟教会群は、12世紀〜13世紀頃、ザグウェ朝のラリベラ王が『ここを第2のエルサレムにするように』と命じて建造された。これらは一枚岩を掘り下げて築かれたエチオピア正教会の教会堂群でユネスコの世界遺産に登録されている。俺がエチオピアで最も行きたいと思っている世界遺産。
ファジル・ゲビ、ゴンダール地域
ゴンダール様式と呼ばれる独特の建築様式を持つ王宮群
1979年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)
![ファジル・ゲビ、ゴンダール地域 | エチオピアの世界遺産](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/gondar.jpg)
17世紀〜18世紀にかけてゴンダール期の首都だった場所で、歴代皇帝が居城や聖堂を建造した王宮群。現在の都市ゴンダールにある。主な建造物は『ファシリデス帝の宮殿、城、聖堂、修道院など』、『ヨハンネス1世の図書館』、『イヤス帝の宮殿』、『ダウィト3世帝の歌の館、宴の館』、『バカッファ帝の謁見の間、皇妃メントゥワブの宮殿』など。
アワッシュ川下流域
化石人骨ルーシーが発見された場所
1980年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)(iv)
![ルーシーの複製](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/Lucybone.jpg)
およそ350万年前の化石人骨ルーシーが発見されたエチオピア北東部ハダール村付近の一帯がユネスコの世界遺産として登録されている。「ルーシー」は全身に近い人類骨格としてはこれまで世界最古とされてきたが最近ではもっと古い人類化石が見つかった。写真はルーシーの複製
ティヤ
来歴不明の石碑群
1980年、世界文化遺産に登録 / (i)(iv)
ティヤは、シェワ州にある村で、160を超える謎の石碑群が発見された。石碑の多くには剣や人面のようなレリーフが刻まれている。
アクスム
かつてアクスム王国の中心地として栄えた町の遺跡
1980年、世界文化遺産に登録 / (i)(iv)
![『アクスムの考古遺跡群』とオベリスク | エチオピアの世界遺産](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/Aksum.jpg)
『アクスムの考古遺跡群』とオベリスク | エチオピアの世界遺産
アクスムは、かつてアクスム王国の中心地で、海上貿易で栄えたキリスト教国だった。現在は遺跡が残り、中でもステッレと呼ばれるオベリスクが有名。見所は『シオンのマリア教会』、『建築や民族誌に関する博物館』、『エザナストーン』、『バゼン王の墓』、『シバの女王の浴槽』、『タアカ・マリヤム宮殿』、『デュングル宮殿』、『アッバ・ペンタレオン修道院』、『アッバ・リカノス修道院』など。
オモ川下流域
種類の化石人骨や世界最古の打製石器が発掘された場所
1980年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
オモ川下流域は、数百万年単位に及ぶ多くの種類の化石人骨や約250万年前の世界最古の打製石器が発掘され、ユネスコの世界遺産に登録された。また、この辺りには唇にプレートをはめたムルシ族や身体にペイントを施すカロ族などの部族が住んでいる。
ハラール・ジャゴル要塞歴史都市
ジュゴルと呼ばれる城壁に守られたイスラム都市
2006年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)(iv)(v)
ハラール・ジャゴル要塞歴史都市は、ハラリ州の高原にあり、ジュゴルと呼ばれる城壁に守られたイスラム都市で、13世紀~16世紀に建てられた。82のモスクと102の霊廟がありイスラーム「第4の聖地」とも考えられていた。
コンソの文化的景観
400年以上に渡り共生してきた人々の暮らし
2011年、世界文化遺産に登録 / (iii)(v)
![コンソの文化的景観 | エチオピアの世界遺産](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/konso.jpg)
コンソの文化的景観はコンソ地方の高地(標高2000m)にあり、アクセスは首都アジスアベバから国道を南に約500km、ヤベーロから内陸へ約100km。かなり行くのが大変そうな世界遺産。この地域は石垣を備えた段畑と、要塞化された集落で、人々は農耕を中心とした昔ながらの生活をしている。
シミエン国立公園
高山が連なり「アフリカの天井」とも呼ばれる国立公園
1978年、世界自然遺産に登録 / (vii)(x) / 危機遺産
![simien32](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/simien32.jpg)
絶景!エチオピアの天井と言われる世界遺産『シミエン国立公園』
トレッキングと言う甘美な言葉に誘われてうっかり4000m級の山々を縦走するハメになってしまったシミエン国立公園3日目
標高4444m!エチオピアで二番目に高い山 | シミエン国立公園4日目
シミエン国立公園は、アムハラ州ゴンダール地区にある国立公園でユネスコの世界遺産に登録されている。ここにはワリアアイベックスをはじめとする希少種やゲラダヒヒ、アビシニアジャッカル、ブチハイエナ、サバンナダイカー、チョウゲンボウ(猛禽類)などが生息している。
ダナキル砂漠ツアー
![まるで別の惑星!この世の果てかと思うほどすごい場所『ダロール火山』](https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/wp-content/uploads/danakil28.jpg)
エチオピアに行くならば世界遺産では無いけれども極彩色の風景が半端じゃないダナキル砂漠のダロール火山には絶対に行きたいと思う。しかも!それだけでなくエルタ・アレ火山の火口まで見る事が出来る上に、アフリカ版のウユニ塩湖の様なアサレ湖まで行く事が出来る。しかし、危険区域の為に傭兵付きのツアーでしか行く事が出来ない。ツアーは大体300ドル〜400ドル位が相場らしい。世界遺産では無いがエチオピアで最も行ってみたい場所。
2016年2月に行ってきた!
今、旅人たちの間で世界一の絶景と注目される『ダナキル砂漠ツアー』| 鏡張りのアサレ塩湖編
まるで別の惑星!この世の果てかと思うほどすごい場所『ダロール火山』| ダナキル砂漠ツアー02
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